右心室流出路狭窄について説明してください。

右心室流出路狭窄とは、右心室の出力を遮断する狭い部分がある病態です。これは、右心室（右心室壁）上部の胸大動脈弁（tricuspid valve）または下部の気管弁（pulmonary valve）の開口を狭めてしまう病気に分類されます。狭窄した部分が右心室から血液が正常に外へ排出できなくなるため、出血量が不足してしまうことになります。血行障害が発症した場合は、右心室内圧が高まり、右心室の充血（右心室腫大）を伴う可能性があります。