Google拡張機能を作成するには、以下の手順に従うことができます。
1. 拡張機能のフォルダを作成する：任意の名前のフォルダを作り、その中に以下のファイルを作成します。
2. `manifest.json` ファイルの作成：拡張機能の基本設定や権限を定義するためのファイルです。以下は、基本的な `manifest.json` の例です。
“`json
{
“manifest_version”: 2,
“name”: “拡張機能の名前”,
“version”: “1.0”,
“description”: “拡張機能の説明”,
“permissions”: [
“activeTab”
],
“background”: {
“scripts”: [“background.js”],
“persistent”: false
},
“browser_action”: {
“default_title”: “拡張機能のタイトル”,
“default_popup”: “popup.html”
},
“icons”: {
“16”: “icon_16.png”,
“48”: “icon_48.png”,
“128”: “icon_128.png”
},
“content_scripts”: [
{
“matches”: [“”],
“js”: [“content.js”]
}
]
}
“`
3. `background.js` ファイルの作成：拡張機能のバックグラウンドで実行される JavaScript コードを記述します。以下は、基本的な `background.js` の例です。
“`js
chrome.browserAction.onClicked.addListener(function(tab) {
chrome.tabs.executeScript(null, {file: “content.js”});
});
“`
4. `popup.html` ファイルと `popup.js` ファイルの作成（オプション）：バナーをクリックしたときに表示されるポップアップウィンドウを作成する場合、 `popup.html` ファイルと `popup.js` ファイルを作成します。
5. `content.js` ファイルの作成：特定のサイトで実行する JavaScript コードを記述します。以下は、基本的な `content.js` の例です。
“`js
console.log(“Hello, World!”);
“`
これらのステップを完了すると、Google拡張機能の基本的なシェルが作成されます。`manifest.json` ファイルで設定した特定のURLマッチパターンに一致するページで、`content.js` ファイルのコードが実行されます。
さらに具体的な機能を実装したい場合は、`content.js` ファイルにJavaScriptコードを追加することで、特定のサイトにアクセスした時に自動で実行されるコードを記述することができます。
なお、Google拡張機能の作成にはChrome以外のWebブラウザでは対応していない場合がありますので、注意してください。また、実行するコードがサイトのポリシーやルールに違反しないようにご注意ください。