リュックの持ち手やショルダーベルトの部分に使用する革の厚さは、耐久性と快適さを考慮して決める必要があります。
一般的には、1.5〜2.5mmの厚さの革が使われることが多いです。1.5mmの革は軽量で柔軟性がありますが、耐久性がやや低くなる可能性があります。一方、2.5mmの革はより耐久性が高くなりますが、厚みによる重さと硬さが増す可能性があります。
A4サイズのファイルが2〜3冊入る程度の大きさのリュックを作る場合、1.5〜2mm程度の革の厚さが適切である可能性があります。これにより、十分な耐久性が確保されつつも、リュックの全体の重さや柔軟性への影響が最小限に抑えられます。
ただし、革の種類や品質によっても厚さの適切さは変わる場合がありますので、購入した革の製造元や販売店に相談することをおすすめします。また、リュックのデザインや機能に応じて、持ち手やショルダーベルトの部分だけでなく、他の部分の革の厚さも考慮することも重要です。
最終的には、ご自身の希望や予算、制作技術なども考慮に入れながら、適切な革の厚さを選ぶことが重要です。