アメリカのシークレットサービスは、主に衛生上の犯罪防止及び政府関係者の保護、スパイ作戦、テロ対策などに関わる活動を行う独立機関として米国大統領の近衛騎兵部隊の一部として知られています。シークレットサービスのエージェントは、米国大統領や副大統領、米国首相など、高位の国家公人を護衛するとともに、特殊なミッションを行うために専用の銃と通常の兵器を保有しています。しかし、日本への来日での緊急事態の時に銃を発砲しても、日本の国内法律は適用されません。あくまで、「大統領警護のための法令」の条文によって護衛庁が行う活動は、外国からの大統領安全保障責任を果たすために必要な一部なのです。