Node-REDのWorldMapを使用してローカルのPC上でマッピングすることはすでにできるようですね。グローバルアクセスを実現するための手順を以下に示します。
1. ポートフォワーディングの設定: グローバルアクセスを実現するためには、ローカルのPCのポートをグローバルネットワーク上で公開する必要があります。ルーターにログインし、ポートフォワーディングの設定を行います。一般的には、ルーターの設定ページで「ポートフォワード」という項目を見つけることができます。そこで、Node-REDが使用するポート番号(デフォルトは1880)を指定し、ローカルIPアドレスとポートを設定してください。
2. ダイナミックDNS(Dynamic DNS)の設定: グローバルアクセスを実現するためには、ローカルのIPアドレスが変化した場合でも常に正しいIPアドレスにマッピングする必要があります。これを実現するために、ダイナミックDNSサービスを使用してドメイン名をローカルのIPアドレスに関連付けます。代表的なダイナミックDNSサービスには、DynDNS、No-IP、DuckDNSなどがあります。選んだサービスに従って、アカウントの作成、ドメイン名の設定、およびルーターへのDNS設定を行ってください。
3. セキュリティの確保: グローバルアクセスを実現すると、セキュリティ上のリスクが高まる可能性があります。Node-REDのダッシュボードやフローエディタにはユーザー認証機能が組み込まれていますので、必ず有効化してください。また、ルーターのファイアウォールやアンチウイルスソフトウェアも適切に設定して、セキュリティを確保してください。
以上の手順を実施することで、Node-REDのWorldMapをグローバルネットワーク上で検索可能にすることができます。ただし、セキュリティには十分な注意が必要です。また、アクセス制御やHTTPSなどの追加のセキュリティ対策も検討してください。