COPD以外でも、高脂質食が推奨される病気はいくつかあります。以下にいくつかの例を挙げます。
1. エピレプシー(てんかん):ケトン食(高脂質食、低炭水化物食)がてんかんの発作を減少させる可能性があります。
2. 眼疾患:一部の視覚障害を伴う疾患、例えば網膜色素変性症などでは、高脂質食が視力の改善に役立つとされています。
3. 神経変性疾患:アルツハイマー病やパーキンソン病などの神経変性疾患では、高脂質食が神経保護効果を持つとされています。
ただし、これらの疾患における高脂質食の効果や適用範囲については、十分な科学的な証拠が得られているわけではありません。個々の病状や健康状態に応じて、医師や栄養士の指導を受けることが重要です。高脂質食は一般的には健康に悪影響を及ぼす可能性もあるため、専門家のアドバイスを受けることが大切です。