手首が切断された場合、早く止血するために熱湯に一瞬つけると切断面を凝固させ、回復を早めることができるという迷信がありますが、これは本当なのでしょうか? また、手を頭より高くすることは必要なのでしょうか?

手首が切断された場合、一瞬で熱湯につけることは切断面を凝固させ、出血を止めることができるという迷信は間違っています。実際には、熱湯は切断面に更なる損傷を与える可能性があります。出血を速やかに止めるためには、以下の手順を行うことが推奨されます。

1. 出血を止める: 出血を直ちに止めるために、乾いた清潔な布や包帯を使い、直接切断面に圧迫します。力をかけて圧迫し、出血が止まるまで続けます。

2. 救急医療の要請: 緊急の医療対応が必要ですので、速やかに救急医療を要請してください。

3. 手を頭より高くする: 手を心臓のレベルよりも高く保つ必要性はありません。むしろ、手を心臓のレベルに保つことが重要です。これにより、血液の流れが適切になり、出血を制御するのに役立ちます。

いかなる場合でも、医療専門家の指示に従うことが重要です。医療専門家は最適な処置を行うための正確な情報と指導を提供してくれます。切断された手首は深刻な状況ですので、速やかな医療対応が必要です。

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